昨今、AIの導入が活発化している。生活者はAIと共存する社会に何を期待しているのだろうか。今後AIに任せたい仕事は……? 電通(東京都港区)が「AIに関する生活意識調査」で明らかになった。
AIに任せてもよいと思う業務のトップは「翻訳」(42.4%)だった。「ルーティンワーク・単純作業」(37.7%)、「組み立て作業」(36.3%)と続いた。
一方、AIに任せず人間がやった方がよいと思う業務で最も多かったのは「医療処置」(40.7%)だった。2位に「医療診断」(36.7%)、3位に「経営などの意志決定」(30.6%)と続いた。
また、生活者がAIに期待していることは「無駄・非効率な業務が減ること」(26.4%)が最多だった。「AIにより産業・技術革新が進むこと」(20.5%)、「社会課題(環境、医療、災害、交通渋滞、人口)の解決につながること」(17.8%)と続いた。
5位には「言語の壁を越えいろいろな情報や人とコミュニケーションが取れること」(17.1%)がランクインしており、言語に関するサポートを期待する声が多いことが分かった。
調査はインターネットで、6月14〜21日に全国15〜69歳の男女3000人を対象に実施した。
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