岩崎氏によると、びっくりドンキーの強さは「ハンバーグのおいしさ」にあるという。
現在流行している厚めのハンバーグと比較すると、びっくりドンキーのハンバーグは薄くて広いという特徴がある(同チェーンがもともとハンバーガーレストランだったことと関係がある)。ほどよい柔らかさで、はしでもつかんで食べやすい。肉のサイズも150グラムから用意しているので「肉をそれほど食べたいというわけではない」人も気軽に注文できる。高齢者でも無理なく食べられるので、家族一緒に利用しやすいという特徴がある。
ハンバーグにかけるオリジナルソースは、ひき肉のうまみを感じられるようにしたしょうゆベースのソースだ。そして、トッピングとしてチーズなどを選択可能としており、セットで注文するとみそ汁がついてくる。これらはごはんとの相性が良い。
「見た目はアメリカンだが、日本人の舌に合うハンバーグを研究している」(岩崎氏)
こうした背景があり「ハンバーグがおいしい」というイメージが利用客に定着。ランキングでは好きな理由として「おいしいから」が上位にくるとの分析だ。
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