電気代高騰の折、暖房が欠かせない冬は節電への関心が高まる。不動産の情報メディアを運営するAlbaLink(東京都江東区)の調査によると、冬の電気代節約方法の1位は「厚着する」(220人)で、2位「電気代の安い暖房器具を使う」(87人)、3位「暖房の設定温度を下げる」(67人)と続いた。
「厚着する」と回答した人からは「暖房を極力つけずに着込んだり、布団をかぶったりして工夫」(20代男性)、「家に1人のときは、着込んだりブランケットを使ったりしている」(30代女性)といった声が寄せられた。
電気代が最も高くなる季節を聞いたところ、62.0%が「冬」と回答した。猛暑で冷房が必須となる「夏」と回答したのは36.2%だった。
「冬に電気代の節約を意識するか」という質問に「とてもする」と答えた人は40.6%、「まあする」と答えた人は52.8%。9割以上が冬の電気代節約を意識していることが分かった。
冬の電気代が高くなる原因の圧倒的1位は「暖房を使う」(416人)だった。具体的には「暖房などやこたつなどを頻繁に使いすぎている」(20代男性)、「暖房をかなり使うこと。部屋数が多いので各部屋で使うと電気代が増加する」(30代女性)、「寒冷地に住んでいるので、暖房費が主な原因」(40代男性)といった声が寄せられた。
2位は「お風呂・給湯をよく使う」(44人)、3位は「照明器具を使う時間が長い」(18人)、4位は「調理に電気を使う」(17人)、5位は「電気代が高くなっている」(16人)だった。
調査は10月29〜31日、全国の男女500人を対象にインターネットで実施した。
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