メディア

水を温めただけの「白湯」が、なぜ想定の3倍も売れたのか　アサヒの“着眼点”が面白い：水曜日に「へえ」な話（5/5 ページ）

» 2023年11月29日 08時30分公開

競合の動きが気になる

　さて、「白湯が売れている」となれば、競合他社も黙っていないはず。「お茶を買って飲む」という発想は、かつての日本にはなかった。「水を買って飲む」という習慣も、かつての日本にはなかった。しかし、いまは違う。スーパー、コンビニ、自販機などで当たり前のように並んでいる。

　いまのところ大手はこの市場に参入していないが、すでに準備をしているのかもしれない。となれば、最後に“インパクト”のある言葉で締めくくろう。

　お湯をめぐって、“ホット”な戦いが繰り広げられそうだ――。（編集部注：う～ん、陳腐だな）

「ゆで太郎」の“弟分”「もつ次郎」が、急成長しているワケ
立ち食いそばチェーン「江戸切りそばゆで太郎」の弟的存在の「もつ次郎」が急成長している。店舗が増えているのは併設店が多いからだが、シナジー効果を発揮していて……。
なぜバーガーキングの店舗数は増えているのか　100店→200店の舞台裏
「バーガーキング」が快進撃を続けている。ここ数年店舗数を増やしていて、100店舗から200店舗に。ハンバーガーチェーンの撤退が相次ぐ中で、どのようにして増やしたのか。
東京駅に「立ち食いそば」が少ないのはなぜか
東京駅の改札内には「立ち食いそば」の店が1店舗しかない。同じく首都圏のターミナルである新宿駅や上野駅と比較しても少ないが、その理由は……。
ちょっと前までブームだったのに、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか
どうやら「高級食パン」のブームが終わるようだ。最近、さまざまなメディアがこのように報じているわけだが、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか。その背景には、2つの理由があって……。