「推しチョコ」「自分用チョコ」など、近年その名目が豊富になってきているバレンタイン。職場では9割が「渡さない」予定だと、ライボ(東京都渋谷区)の調査で明らかとなった。その一方で、「欲しい」と考える社会人男性はどれほどいるのか。
職場の人にバレンタインを渡すかどうかについて、コロナ禍前の2019年では14.4%が「渡した」としていたが、コロナ禍に入って以降、21年には6.9%まで減少。さらに、5類移行前の23年は4.8%と、過去最低の割合となった。今年については、89.3%が「渡さない」と回答する結果となった。
「渡さない」とした理由について、最も多い回答は「お金がかかるから」で35.3%に上った。次いで「準備が面倒/時間がないから」(35.1%)、「特にバレンタインを気にしていないから」(33.3%)と続いた。
物価高騰によってバレンタインの受け渡しに対する意欲が「低くなった」という人は84.0%と過半数を占めた。内訳は「とても低くなった」が21.5%、「低くなった」が20.5%、「どちらかといえば低くなった」が42.0%。
渡す場合はどのようなものを贈るのか。最も多い回答は「市販品」で51.8%と、半数を占めた。次いで「手作り」(26.8%)、「ネットギフトの送付」(23.2%)となった。また、1人当たりの予算について、平均は1923.6円となり、中央値は800円、最頻値も800円となった。
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