依頼者にとっては、家族の一員であるぬいぐるみ。そんな大切な存在を扱うため、同社は25種類以上の洗い方を用意している。ぬいぐるみの種類や汚れの状態に合わせて洗い方を変えており、ほとんどの工程を手洗いで行っているという。
また、同じキャラクターやデザインのぬいぐるみでも、持ち主ごとにぬいぐるみの表情や手触りは異なる。志村さんはクリーニングの際、こうしたぬいぐるみごとの特徴を極力損なわず、汚れだけをきれいに落とせるよう心掛けているそうだ。
同社では、ぬいぐるみ以外にも、テントやヘルメットなど特殊なアイテムのクリーニングを手掛けている。中でも、キャンプ用テントの洗濯・修理サービスは、大手アウトドアメーカー20社以上と提携。その他、フルフェイスのヘルメットやスーツケース、ベビーカー、チャイルドシートクリーニングも人気メニューだという。
今後について、志村さんは「クリーニングだけにとどまらず、修理業務にも力を入れていきたい」と話す。直近ではより高度な修理にも対応できるよう、特殊ミシンを3台導入したという。
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