就活で内定を得るまでの手段は多様化している。しかし、本質的なことは、どの会社に入るかではなくて、「どこで何をするか」だ。
「今後は、入社後に活躍することをゴールとした方向性で採用のあり方や企業選びのあり方も変化していく。インターシップ、ジョブ型採用、キャリア教育などが一体となるように変化しなれければならない」
これからも人手不足は間違いなく続くと予測されるが、OfferBoxでは成功報酬の単価是正の考えはないという。「採用は今後より一層、難しくなるかもしれないが、少子化を理由とした単価アップは考えていない」
背景にあるのは、「プラットフォームサービスは、インフラと同じ」という考えだ。あくまでもインフラは利用するユーザーの満足度を向上させるために存在するのであって、収益を上げることだけを考えていればいいというわけではない。
「OfferBoxが目指すことは、企業と学生がお互いを理解し、一緒にいい価値を作っていくという当たり前のあり方をどれだけ実現するか」だと中野氏は語る。新卒採用のあり方を進化させた逆求人スタイルのOfferBox。今後の展開にも注目したい。
7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「辞めたけど良い会社」 ランキング ワースト30社の特徴は?
登山家・栗城史多さんを「無謀な死」に追い込んだ、取り巻きの罪
月2回の当日欠勤でクビって言われました。不当解雇になりますか?
優秀な若手がどんどん辞めていくが、「社内運動会」をやっても防げないワケCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング