セブンの実験店はどうなった? 松戸常盤平駅前店の成績通常のコンビニよりも広い(2/4 ページ)

» 2024年05月30日 06時30分 公開
[小林香織ITmedia]

小型のスーパーみたいな品ぞろえ

 松戸常盤平駅前店は、セブン&アイグループの強みを生かした幅広い品ぞろえが特徴で、約88坪の売場面積に約5300品を扱う。実際、通常のコンビニではあまり見かけない商品が多くある。

食卓に並ぶ頻度が高い魚や肉を幅広くそろえる

 鮮魚や精肉では、刺身の盛り合わせや日常的に使いやすい魚種、牛肉・豚肉・鶏肉をバランスよくそろえる。チルド商品は、中食ニーズに対応した大容量のカット野菜や保存性が高い水煮野菜を拡大。

冷凍食品は約260アイテムをラインアップ

 冷凍食品は米飯、和洋中麺類、総菜、デザートなど幅広いカテゴリーで約260アイテムを販売。また、アカチャンホンポと連携したベビー用品など約200アイテム、ロフトと連携したトレンドのメイク用品など約90種類も扱う。

店内のオーブンで焼き上げて提供する「お店で焼いたパン・焼き菓子」

 レジ前には、お店のオーブンで焼き上げたパンやお菓子も。できたての温かい状態で提供するのが特徴で、フローズン納品→店舗で1次焼成→購買時に2次焼成というやや複雑なプロセスで販売している。パンは160〜190円、焼き菓子は150〜200円と、手頃な価格設定だ。

淹れたての紅茶が飲める紅茶専用マシンもある

 都内など数店舗のみで取り扱っている7カフェ ティー(紅茶)も提供。茶葉から1杯ずつの淹(い)れたてがウリで、ダージリンブレンド、アッサムブレンド、アールグレイ(ミルクティーはアッサムとアールグレイ)から茶葉・温冷・サイズを選択できる。価格は120円〜。

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