生クリッチでは、生クリームマニアである小林氏のこだわりも実現した。まずこだわったのが完成までの時間。早くできることを目指した。時間がかかると徐々に使われなくなる懸念があったことから、カップラーメンができる程度の時間で完成することを目指したという。
7〜8分立てで仕上げることにしたのは、一番使われる生クリームの固さがこのあたりだという小林氏の実感に基づいている。ケーキやゼリーに使われる生クリームは6〜8分立てと言われている。
もう1つこだわったのが、洗い物を少なくすること。飛び散りを抑え周囲を汚さないことに加え、使い終わった後の洗浄も簡単に済むようにした。
そしてコードレスにもこだわった。本体にはバッテリー充電のためのUSB-Cポートを装備している。コードレスにしたのは、いろんなところで手軽に使ってもらいたいためであった。
「キッチンだけで使うなら電源コードをコンセントにつなぎながら使うのもアリですが、生クリッチは生クリームを日常的に食べておいしさを味わい、幸せを感じてもらうために開発したツールです。いろんなところで手軽に使えるようにしたかったので、最初からバッテリーを搭載してコードレスで使えるようにするつもりでした」
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