主な購入者は40代、50代で、男女比は3:7と女性が多い。
「価格から見て30代以降の方にお買い求めいただけるとは思っていましたが、年齢が高めの人でも生クリームが好きな人が多いことには驚きました。マニアックな商品なので、女性の方が多く買い求めてくれたことは意外です。料理の使用例を紹介したこともあり、使い方のイメージがつかめたことが購入につながったのかもしれません」
紹介した食べ方について、ユーザーからは「やってみます」「食べてみます」といった声が多い。「飛び散らない」「片付けが楽」「泡立てている間に他のことができる」といった利便性の高さを評価する声も多く聞かれる。こうした点も多くの女性ユーザーを獲得できた要因だろう。
その一方で一部のユーザーから、「メレンゲづくりに活用しています」という声も聞かれた。少量のメレンゲが必要なときに生クリッチが便利だというのだ。
「メレンゲづくりは推奨していないので、これが原因で故障などしたときは保証の対象外になります」と注意を促す小林氏。このような使い方はある程度は予想していたものの、想定を上回っていた。
生クリッチについて、小林氏は「完成された商品」と評する。改良版を開発する予定はいまのところなく、クリスマスなどのイベントと絡めて認知度を高めながら、末長く使ってもらえるものに育てていきたいという。
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