“ひんやり”が1.5倍持続! 冷感ウェア「氷撃α」が好発進 3社のコラボ技術で“海外”が見えてきた日本発の素材(4/5 ページ)

» 2024年07月11日 07時00分 公開
[小林香織ITmedia]

通販は即完売、B2Bでも好評

 コンフォーマを使った衣料を市場で発売するのは、氷撃αが初めてとなる。それゆえ、まだ量産体制が十分でなく、2024年はテスト販売と位置付け、製品数や生産数を絞ってB2C、及びB2Bで発売することに。製品ラインアップは、氷撃フリーズテックにおける人気商品の5つとした。

氷撃αの「冷感インナーキャップ」(3080円、左)、「冷感アームカバー 両腕用」(4180円、中央)、「冷感アームカバー サムホール 両腕用」(5280円)
氷撃αの「冷感シャツ長袖クルーネック」(8580円、左)と「冷感半袖ポロシャツ」(1万780円)

 その結果、6月下旬に発売した通信販売分は1週間ほどで完売。リアル店舗での販売は7月初旬から順次始まっているが、店舗数や在庫数が限られているため、すぐに完売すると予測しているとのこと。B2Bでも野外で働く従業員を多く抱える企業から引き合いが強いそうだ。

 5つの製品のうち、通信販売で最も速く完売したのは「冷感シャツ長袖クルーネック」(8580円)で、次に「冷感半袖ポロシャツ」(1万780円)だった。

 「これまで氷撃フリーズテックを支持してくれていた層と同様に、野外で働く人、スポーツをする人、アウトドアを好む人が購入されている印象で、年齢は40代を中心に、その前後の方が多いですね」

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