さて、エビス体験施設の人気はどこまで続くのか。新しいビールをつくり続けるだけでなく、さまざまなイベントなども企画している。詳しい内容は、社外秘なので教えてもらえなかったが、来場者のさらなる増加を狙っているようだ。
ちなみに、札幌市にビール博物館「サッポロビール博物館」がある。明治時代に建てられた工場で、ビールの歴史を学べるほか、試飲できる施設となっている。「若者のビール離れ」が叫ばれている中でも、来場者は年間50万人ほどいる。
博物館は札幌駅からバスで10分ほどのところにあるので、市内観光のついでに訪れる人が多いようだ。施設のコンセプトや規模は違うものの、立地のみを考えると恵比寿のほうが便利である。来場者の目標は「年間25万人」としているが、うまくいけば、博物館の数字に近づけるかもしれない。
このような話をすると、関係者はプレッシャーを感じて“あわあわ”するかもしれないので、「男は黙って」おくことにしよう(念のための注:1970年に話題になったCMのフレーズ)。
ウイスキー蒸溜所「1万円ツアー」が盛況 サントリーが強気の値付けでも、満席が続く理由
タコハイって何味? サントリーの謎めいた商品が爆売れした背景
なぜスーパードライから“細い缶”が登場するのか 「モンスター」と同じサイズ
「サントリー生ビール」が売れている ヒットの背景に“違和感”ありCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング