「ぶっ壊す」と息巻く政党もあるほど、何かと批判のやり玉に上がるのがNHK(日本放送協会)だ。10月、X(旧:Twitter)ではNHKが34年ぶりに赤字になったことについて「一体何にそんなに金がかかっているんだ」と怒りの声を上げる投稿が多数の共感を集めていた。決算が発表されたのは少し前の話だが、今でも根強く声が上がっているようだ。
NHKが発表した2024年3月期決算を調べてみると確かに、6328億円という巨額の受信料収入を得ているにもかかわらず赤字となっているようだ。
この受信料収入は、Netflixのアジア太平洋地域(APAC)の総売り上げよりも大きい金額だ。ちなみにNetflixの料金プランは最安で890円(2024年10月10日時点)であり、NHKの受信料(地上契約・2カ月払額2200円)の方が高い。
なぜこれほど巨額の受信料収入を得ても、赤字になったのか。決算資料を見ながら冷静に分析してみたい。
書類でよく見る「シヤチハタ不可」、シヤチハタ社長に「実際どう思ってますか?」と聞いたら意外すぎる答えが返ってきた
ナイキ「オワコン化」の足音 株価急落、新興シューズメーカーが影
外国人が「ポケモン金銀」を今さら買いあさっているワケ
「うどんみたいな布団」が突如爆売れ、Xで16万いいね 「売れたらラッキーくらいに思ってた」と担当者
インバウンド殺到の渋谷ドンキ 「月に1億円」売れるお菓子とは?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング