手軽に短期バイトを見つけられるプラットフォームとして注目を集めてきたタイミー。
しかしここに来て、一部の案件が「闇バイト」として犯罪行為に利用されている可能性が明るみに出た。特殊詐欺に関与する可能性の高い求人案件が、プラットフォームに掲載されていたのだ。
この問題の根底には、タイミーが性善説に基づいて設計されていることがある。利用者同士の信頼に依存し、求人を事後的に審査する仕組みは一見効率的だ。
しかし、その効果には限界がある。例えば、同社は公開後に求人内容審査をするとともに、利用者からの通報をもとに案件を削除する仕組みがある。
しかし、闇バイトのように個人情報を握られ、それにより脅されて犯罪に手を染めるようなケースでは、問題が発覚した時点で被害が拡大しており、手遅れになるケースも多い。
闇バイトなどの求人側は、事前審査なしという性善説にまんまと付け込み、バレるまでに人員を少しでも確保しようとその抜け穴を利用するわけだ。
メルカリとリクルートはタイミーの牙城を崩せない、これだけの理由
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