HYBRID BREWのデザインは、従来からあるドリップコーヒーメーカーに類似したなじみ深いもの。なじみの薄いサイフォンではなく、より身近な構造を採用することにした。
浸漬式の抽出に対応するためのキーパーツがドリッパーだ。コーヒー粉を湯に漬けるのにドリッパーを活用している。
通常のドリッパーでは湯をためられないが、HYBRID BREWのドリッパーには底に弁を設定。弁を開けばコーヒーが抽出され、閉じればコーヒー粉を湯に漬けられるようになっている。
弁構造を持つドリッパーは、すでに存在していた。商品開発グループ開発第1チーム 副主事の久木野景介さんは、そのようなドリッパーを参考にしたことを明かす。
自動で抽出するコーヒーメーカーで、弁構造を持つドリッパーの弁をいかにして自動開閉させるか。これがHYBRID BREW開発の大きな焦点になった。
弁の自動開閉は、ドリッパーの裏側下部に設けた可動部を押し込むことで実現した。ドリッパーと本体との接続面に、ピン状のパーツが内蔵されており、これが飛び出してドリッパーの可動部を押し込むことで弁が開く仕組みだ。
「設計担当が工夫してドリッパーの可動部を押し込むパーツを配置してくれたので、本体が大きくなるような大がかりで複雑な機構を採用せずに済みました」
このように振り返る久木野さん。ドリップコーヒーメーカーをベースにしたので、開発はドリッパーの弁を自動的開閉する方法とその機構をいかに本体に組み込むかに集中でき、作業が進んだ。
8万円を超える「カセットコンロ」が完売 イワタニはなぜ“極”めたのか
なぜ「でっかいCDラジカセ」が売れているのか たまに止まる理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング