パフテックの開発背景には、同社の主力商品の一つ「ウルトラライトダウン」の課題を乗り越える目的もあった。
厚手が主流だったダウンジャケットを、軽くて薄い「日常着」として仕上げたウルトラライトダウンは大きくヒットした一方で、「中に着用したセーターに羽毛がつく」というクレームも非常に多かったという。また、羽毛が外に出ないようにするためにデザイン上の制約もあった。
着こなしの多様化により軽量アウターの需要も高まる中、ウルトラライトダウンにあった課題を乗り越えたのがパフテックだという。10月の記者発表会では、パフテックを「ユニクロの最注力商品」として打ち出す狙いを明らかにしており、グローバル展開も仕掛けている。同商品はこのまま、ユニクロの新たな収益の柱となるか。
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「衣類破棄がそもそも存在しないビジネスを」 アパレルテック企業が見出した意外な販路Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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