Upwork上の多くの職種が未経験だったもなみんさん。他の人を参考にしながら自分のプロフィールを作成し、経験を積むためできるかぎり多くの案件に応募。訪日する外国人観光客の旅程を組む仕事や、日本でビジネスを始めようとしている人のためのリサーチ業務など、さまざまな仕事に挑戦した。その中で、自身のスキルと経験を最も生かせると感じ、現在もメインの仕事として続けているのが「オンライン秘書」だ。
オンライン秘書の業務は多岐にわたる。例えば、日本に移住する外国人に対する賃貸物件探しの手伝いや内見の代行、移住後に届く書類の確認やその手続きのサポートなどだ。一見すると、「本当にサポートが必要なのか」と思えるようなものもある。
ただ、「特に日本は、英語での情報がほとんどありません。外国人は日本語を聞くことはできても、読めない、書けない、話せないという人が多い。そうした人たちにとって、日常の生活をサポートしてくれる人の存在は大きいと感じます」と、もなみんさんは話す。
例えば、「粗大ごみの出し方が分からない」「行きたい病院があるが、英語に対応しているのか知りたい」「子どもの習い事を探してほしい」ーーこうした日常の些細なことが、外国人にとっては大きなハードルになっており、「オンライン秘書」を求める人は多いという。
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