駅によっては、乗り換えが簡単な場合もあれば、距離があって移動に手間がかかることもある。多くの人が利用する東急東横線と目黒線、JR東日本の南武線や横須賀線のある武蔵小杉駅は乗り換えが面倒な駅に分類されるだろう。階段やエスカレーターの上り下りがあったり、通路を長く歩いたりと、利用者への負荷が大きい駅となっている。
武蔵小杉エリアは川崎市中原区に位置している。近年はマンション開発が行われたくさんの人が暮らしており、オフィスビルもあることから多くの人が武蔵小杉駅を利用している。この地が発展したのは、複数の路線を利用でき、各方面へアクセスしやすいことが理由だろう。
武蔵小杉駅の1日当たりの平均乗車人員は、JR東日本が10万7559人、東急東横線が14万7450人、東急目黒線が4万7899人である(いずれも2023年度)。乗車人員だけでなく、乗降人員も含めて考えると、毎日30万人から40万人の人が利用している。
そんな武蔵小杉駅は、それぞれのホームが離れた場所にあることで知られている。東急東横線や目黒線がJR南武線と離れているのは、まだ理解できる。しかし、南武線と横須賀線が離れていることについては「どちらもJRなのに、どうして?」と疑問を感じる人はいるだろう。
なぜ、武蔵小杉の横須賀線ホームは、離れた場所にあるのだろうか。
なぜ、中央快速線に「トイレ」と「グリーン車」が導入されたのか
次の「新幹線」はどこか 計画をまとめると“本命”が見えてきた?
「年収700万円」の人が住んでいるところ データを分析して分かってきた
東京駅に「立ち食いそば」が少ないのはなぜかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング