伊藤さんは、英語教師の母親のもと、幼いころから英語に触れる環境で育ってきた。「母親が言っていることを理解できるようになりたい」という思いから、地元・群馬県にある小中高一貫のインターナショナルスクールに通い続け、英語力を磨いてきた。その成果もあり、英検1級、TOEIC950点を取得するまでに成長した。
自然と英語圏への留学を志すようになったが、そこで直面したのが「円安」という壁だ。奨学金を申請する予定ではあったものの、現地での生活費までをまかなうには、何かしらの収入源が必要だった。
そんな折、偶然大学の指導室で紹介されたのが、語学学習者と教師をマッチングするオンラインプラットフォーム「Preply(プリプライ)」だった。
Preplyは、世界中の学習者が、自分の予算や学習目的に合わせて教師を選び、オンラインでレッスンを受けられるサービス。比較的学習者が多い英語やスペイン語などはもちろん、ギリシャ語やセルビア語などのマイナー言語まで、さまざまな言語が対象になっている。「ネイティブから直接学びたい」というニーズの高まりを背景に、日本語を教えられる日本人教師への需要も増しているという。
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