大阪・関西万博の会場で、開会式の舞台となったEXPOホール「シャインハット」前に主要パビリオン顔負けの人気スポットがある。
カランカラン−。7月11日、ホール前の店舗で「当たり」を知らせる鐘が何度も響いた。万博の公式キャラクター「ミャクミャク」のぬいぐるみを抱いて出てきた大阪府交野市の女児(8)は「ベッドで一緒に寝たい。最初は『何これ』と思ったけど、お尻にも目があるし今はかわいい」と笑顔を見せた。
全長80センチの1等か、46センチの2等、23センチの3等のいずれかが必ず当たる「ミャクミャクぬいぐるみくじ」で1回2200円。待ち時間は連日2時間を超える盛況ぶりだ。
ミャクミャクは今でこそファンを中心に親しまれるが、奇抜なデザインに当初は「気持ち悪い」などと散々ないわれようだった。万博を運営する日本国際博覧会協会の関係者は「正直ここまで人気になるとは思わなかった。万博を機運醸成だけでなく、資金面でも支えてくれている」と話す。
copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
Special
PR注目記事ランキング