ネットで何でも買える時代に、店舗が提供すべきは“モノ”だけではない。価格や利便性の優位性が薄れる中で、スーパーマーケット各社は、従来の手法に捉われない販売戦略の再構築が求められている。
首都圏を中心に140店舗以上を展開するベルクは、エンタメを取り入れたイベントや、テクノロジーを活用した現場改革を通じて、店舗の役割を変化させようとしている。
同社は、ITサービスを手掛けるビーマップ(東京都千代田区)と、その子会社でマーケティングを担うMMSマーケティング(東京都千代田区)とともに、プロレスラーやものまねタレントとのコラボ企画、“推し活”キャンペーンなどを展開。来店客がイベントに応募・参加できる仕組みを通じて、買い物に楽しさや体験を加える取り組みを進めている。
一方で、店舗運営の現場では、ロボットとAIを活用した業務改革を進めている。ベルクは、小売店舗向けロボットを開発するスタートアップ・MUSE(ミューズ)と共同で、店内作業の省人化とデータ活用の高度化を目指す。品出しや棚割りの効率化に加え、クラウド上で売り場状況をリアルタイムに可視化することで、現場力の底上げを図っている。
こうした取り組みを推進するベルク代表取締役社長・原島一誠氏と、IT運用・イベント企画に携わるビーマップおよびMMSマーケディング代表取締役社長・杉野文則氏に、エンタメとテクノロジーを活用して、来店価値と現場力を高める”次世代の店舗戦略”について聞いた。
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