半分に削れば“2倍”伝わる――「メタボな話し方」をやめるコツ「キレイごとナシ」のマネジメント論(1/6 ページ)

» 2025年07月28日 08時00分 公開
[横山信弘ITmedia]

「キレイごとナシ」のマネジメント論

常に目標を達成させる「常勝集団」をつくるために、キラキラしたビジネスtipsは必要ない。組織マネジメントを専門とする横山信弘氏が、本質的なマネジメント論を「キレイごとナシ」で解説する。

 「なぜこの部長の話は、こんなに長いんだ……」

 定例会議で、営業部長が新商品開発プロジェクトの進捗報告を始めた。2分で終わる話を20分に膨らませる「メタボな話し方」が全開だった。

あなたの話は長すぎないだろうか?(ゲッティイメージズ、以下同)

 聞いている側は思考停止状態に陥り、新入社員の一人はうとうとし始める始末。話し手は丁寧に説明しているつもりでも、聞き手は「なぜこんなに遠回りするのか」と感じてしまう。

 そこで今回は、「メタボな話し方」を劇的に改善し、シンプルに伝えられる3つのポイントについて解説する。話が長いと指摘されて悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでもらいたい。

著者プロフィール・横山信弘(よこやまのぶひろ)

企業の現場に入り、営業目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の考案者として知られる。15年間で3000回以上のセミナーや書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。現在YouTubeチャンネル「予材管理大学」が人気を博し、経営者、営業マネジャーが視聴する。『絶対達成バイブル』など「絶対達成」シリーズの著者であり、多くはアジアを中心に翻訳版が発売されている。


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