「東急沿線」はなぜ住みたい街に選ばれるの? ランキングで見る“暮らしやすさ”の秘密(1/4 ページ)

» 2025年09月15日 08時00分 公開
[小林拓矢ITmedia]

 不動産情報サイト「SUUMO」を運営するリクルートは、毎年「SUUMO住みたい街ランキング」を調査・公表している。

 2025年のランキングによると、首都圏の1位は横浜(JR京浜東北線)、2位は大宮(JR京浜東北線)、3位は吉祥寺(JR中央線)と、主要路線の主要駅が上位を占めた。以降は恵比寿、東京、池袋、新宿、品川、目黒、渋谷と続き、10位まではJR山手線の駅が並んでいる。

「SUUMO住みたい街ランキング 2025年」(出典:リクルート、以下同)

 100位までを見ると、やはりJRの駅が圧倒的に多い。JR東日本は首都圏の広範な地域に路線を持つため、ランクインする数が多くなるのは当然といえる。ただし、ランキング上では「JRの駅」として扱われていても、実際には私鉄も乗り入れていることが少なくない。例えば、渋谷にはJR山手線のほか、東急東横線や京王井の頭線など複数の路線がある。それでも、このランキングでは主要路線であるJR山手線の駅として扱われている。

1位となった横浜(出典:ゲッティイメージズ、以下同)
2位の大宮
3位には吉祥寺がランクイン

 では、このランキングを「私鉄」の観点で見た場合、最も人気を集める路線はどこだろうか。

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