竹内: ひとことで「推し活」と言っても、人によって推しているものがかなり違うんですよね。例えば、色。推しのメンバーによって「この人は赤」「この人は黄」といった“お決まり”があって、こうしたニーズに対応すると、たくさんの色をつくらなければいけません。さらに、ペンライトを使う人もいれば、使わない人もいる。うちわも持つ人もいれば、持たない人もいる。
というわけで、とがりすぎるデザインや機能にすると、ターゲットはものすごく狭くなるので、万人に使いやすいキャリーケースにしました。カラーは白と黒だけですし。
土肥: いえいえ、十分とんがっている商品だと思います(笑)。
中川: 先ほど「年に2回、従業員からアイデアを募集している」といった話をしましたが、実は、推し活用キャリーケースのアイデア自体は以前にもありました。ただ、そのときは「まだ時期が早いかな。購入する人がそれほど多くないのでは」という理由で、保留となりました。
しかし、いまは違う。自分の好きなアニメやアイドルなどのキャラクターグッズをたくさん付けた「痛バッグ」が流行するなど、自分の“好き”を表現する消費行動が活発になっていますよね。ただ、痛バッグはいろんなところで販売している。100円ショップでも販売しているので、このタイミングで扱っても“後発”になってしまう。しかも、差別化が難しい。
その点、キャリーケースであれば、まだ同じような商品がほとんど出ていないので、企画を見たときに「やるならいま」と感じ、開発を進めました。
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