それでは、現場のマネジャーは何を求めているのか? 答えは明確だ。
日々の営業活動で習慣的に保存されたデータを使って、必要な情報だけを自動で出してほしいのである。
たとえば次のような質問に対する答え・アクションだ。
これらの答えを、自動的に提示してくれるツールが理想だ。候補でいいのだ。最終的な判断は人間がするので、「正解」は求めていない。
営業は既に日常的にメールを送り、お客さまとの打ち合わせをスケジュールに入れ、提案書をファイルサーバーに保存している。これらのデータを生成AIが自動解析し、学習し、解決策を提示してくれれば、SFAやCRMは必要なくなるのではないか。
マネジャーは、「積極的にメールで、細かく内容を書け」「スケジュールにこういうことを記せ」「そうすれば、あえてSFAに入力しなくても済む」と指示すればいい。
まさに、これこそが生成AI時代の営業支援の本質だ。
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