ローソンストア100のおせち、「具が苦手」な層にもアプローチ 洋食・中華を拡充(1/2 ページ)

» 2025年11月20日 06時00分 公開
[米倉志保ITmedia]

 ローソンストア100は12月25日、少量パックのおせち全43品を発売する。2012年の発売から累計約1950万食を販売してきたシリーズで、今年は中華や洋食なども含めた新商品16種類を加える。

「選べるおせち」全43品を発売(発表会で編集部撮影、以下同)

 定番から高級食材まで少量パックでそろえた「選べるおせち」は、単身世帯やシニア世代を中心に支持されてきた。2026年分からはターゲットを、若年層をはじめとした「おせちの具があまり好きではない」「おせちになじみがない」層にも広げる。原材料の価格高騰や、消費者のライフスタイルの変化を踏まえての判断だ。

全43種類をお重に盛り付けると本格的なおせちに

洋食・中華を追加しラインアップを拡充

 2026年分からは、多様化する食生活に合わせて洋食・中華メニューを拡充する。洋食では「あい鴨スライス パストラミ」(162円)、中華では「黒酢酢豚」(324円)などを発売する。

「黒酢酢豚」(324円)、「海老のチリソース煮」(324円)

 選べるおせちは、2025年分から“100円縛り”を無くしたことで価格帯を広げている。商品開発本部の宮永理恵氏は「100円おせちとして展開していた時、『味付け数の子』は薄く1枚しか入っていなかった。100円縛りをやめて200円で肉厚の2枚入りを販売したところ、売上ランキングが10位から4位に上がった。今回も、価格以上の価値を感じてもらえるラインアップを意識した」と説明した。

 また、2026年分からはパッケージデザインを統一し、和・洋・中のカテゴリーが分かるように色で分ける。さらに、高級メニューはゴールドを基調とした仕様にするなど、価格帯が一目で分かるよう工夫した。

税抜き1000円分の6種類を盛りつけ

 近年、デパートやスーパーでも少量パックのおせちが販売され始めていることについて、宮永氏は「低価格」「豊富なメニュー」が差別化のポイントだと説明。「スーパーなどは家族向けの品ぞろえが多いが、ローソンストア100は少量で好きなだけ選べる点が強み」と話した。

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