ビジネスパーソンのストレス要因 「仕事内容」「人間関係」を上回ったのは?チューリッヒ生命保険が調査

» 2025年12月12日 12時37分 公開
[季原ゆうITmedia]

 ビジネスパーソンはどのような要因でストレスを感じているのか。チューリッヒ生命保険(東京都中野区)が調査を実施した。

photo 「ストレスと働き方に関する調査」を実施(画像はイメージ、出典:写真AC)

ストレスを感じる要因2位「仕事内容」 1位は?

 普段、仕事でストレスを感じる要因は「給与・賞与(金銭面)」(23.1%)が最も多く、以下「仕事内容」(17.6%)、「上司・部下以外の社内の人間関係」(15.9%)と続いた。物価高や賃金の伸び悩みが、生活費や将来への不安として多くのビジネスパーソンのストレス要因になっているようだ。

photo 仕事をするうえで、最もストレスを感じる要因(出所:プレスリリース、以下同)

 ストレスにより精神面の不調や不安を感じる割合は、合計で42.9%に上った。「とても感じている」は13.9%、「やや感じている」は29.0%で、日常的にストレスと隣り合わせで働く人が多いことが分かった。精神面の不調や不安を感じている主な要因は「職場での人間関係によるストレス」(44.5%)、「仕事の負担感によるストレス」(41.3%)、「経済面の不安によるストレス」(36.8%)だった。

photo さまざまなストレスにより精神面の不調や不安を感じることがあるか
photo さまざまなストレスにより精神面の不調や不安を感じる要因

 一方、仕事でやりがいを感じる瞬間として、トップは「給与・賞与をもらったとき」(25.5%)。次いで「感謝をされたとき」(12.0%)、「目標を達成したとき」(9.9%)となった。年代別に見ると、20代は「興味のある仕事をしているとき」(10.0%)、50代は「感謝をされたとき」(16.0%)が上位にランクインし、世代ごとにやりがいの実感に違いがあることがうかがえる。

photo 仕事をするうえで、最もやりがいを感じる場面
photo 仕事をするうえで、最もやりがいを感じる場面(年代別)

 調査は8月20〜22日、全国1000人のビジネスパーソンを対象にインターネットにより実施した。

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