CX Experts

メガネ店の“待たせすぎ”問題、どう改善? OWNDAYSの「接客を減らすのに、満足度は上げる」DX特集「AI時代の全社横断DX」(3/3 ページ)

» 2026年01月15日 07時00分 公開
[中根ほづ美ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

「テクノロジーを主役にしない」という選択

 今後もOWNDAYSでは、天王洲アイル店にてDX推進のテスト運用や新サービスの検証を継続的に実施し、多店舗の運用へと横展開させる考えだ。

 同社では以前から「半歩先のDX」を掲げている。

 「私たちが目指すのは、お客さまが便利に使用できる“自然なテクノロジー導入”です。テクノロジーを入れることが目的になり、使用する人を置いてきぼりにすることのないよう、“半歩先”を掲げています」(重村氏)

 店舗だけではなく、社内でもDXにより効率化を図っており、生成AIを中心に社外の研修サービスを活用するなど、従業員のデジタルリテラシー向上に努めている。

 また、同社が2022年にインドのアイウェア企業であるLenskart(レンズカート)と経営統合を実施。グループ企業として、日々、連携を取りながら運営している。言語や習慣が異なる海外企業と共に成長を目指す中で、同社が意識的に取り組んでいるのが「データに基づいた会話」だ。

 店舗の来店客数をカウントするシステムなど、グローバルで共通のものを導入することで、同じ指標で業績を測り、数値で会話や判断をしている。

 国内店舗のDXにとどまらず、グローバルで共通の指標を持ち、データに基づいた意思決定を進めるOWNDAYS。現場の体験改善と経営判断を同じ数字で語ろうとする姿勢は、店舗DXを一過性の施策に終わらせないための土台になっている。

【注目】ITmedia デジタル戦略EXPO 2026冬 開催決定!

「全社員AIワーカー化」を通じた業務効率化と生産性向上の取り組み

【開催期間】2026年1月27日(火)〜2月25日(水)

【視聴】無料

【視聴方法】こちらより事前登録

【概要】クレディセゾンでは2019年より内製開発を武器としたDXを推進してきました。本年度からは「CSAX戦略」を掲げて全社員にChatGPT Enterpriseを配布。「全事業部、全社員の業務を、AIを前提に再設計」し、2019年からの累計で300万時間の業務削減を目指します。本セッションではCSAX戦略の全容と、パイロットプロジェクトで得られたROIや成果についてお話しします。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

SaaS最新情報 by ITセレクトPR
あなたにおすすめの記事PR