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ロイホで貯めて、リッチモンドで使う ロイヤルHDが仕掛ける「140万人経済圏」の野心(2/5 ページ)

» 2026年01月30日 07時00分 公開
[河嶌太郎,ITmedia]

成長の次の一手 既存ラグジュアリーブランドとの提携

――グループの中で、ホテルの事業会社はアールエヌティーホテルズとロイヤルマイナーホテルズの2社があります。この違いは何でしょうか。

 アールエヌティーホテルズは「リッチモンドホテル」と「THE BASEMENT」を運営している会社で、ロイヤルホールディングスの連結子会社になります。一方でロイヤルマイナーホテルズは2025年に設立した会社で、タイのマイナー・ホテルズという世界で現在640以上のホテル・リゾートやブランド・レジデンスを展開している会社と、50%ずつ出資して設立した合弁会社です。

 そこで、「アナンタラ・ホテル&リゾート」「チボリ・ホテル&リゾート」といったラグジュアリーブランドや「アヴァニ・ホテル&リゾート」を、日本で一緒に展開していこうとしています。

――なぜ今、ラグジュアリー領域に踏み込む必要があるのでしょうか。

 コロナ禍明け以降、ホテル事業は順調に拡大してきましたが、今後さらに成長させることを考えたときに、リッチモンドだけの領域での成長には限りがあると見ています。上の価格帯、ラグジュアリー領域はブランドが物を言う世界なので、当社がゼロからラグジュアリーホテルブランドを作るのは現実的ではありません。

 だからこそ、既に世界でブランドを持っている会社と組んで、日本で展開するために、合弁会社を設立した流れです。

――マイナーホテルズは現時点でタイを中心に展開していますが、今後は日本国内が中心になるのでしょうか。

 はい、日本での展開です。契約第1号は軽井沢で、2025年7月に発表しています。敷地は約4万平米で、51室のみという、いわゆるスーパーラグジュアリーの位置付けになります。

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