最先端のデジタル技術やAIの活用が加速する中、企業は必要な専門人材を確保できているのか。大手企業で専門人材(事業戦略・経営企画、新規事業開発、M&A・事業再編、DX推進、AI、プロジェクトマネジメントなどの領域で専門知識・経験を持つ人材)の確保・活用に関与する部長職以上の500人を対象に、パーソルキャリアが調査を実施した。
その結果、52.8%が人材確保が「追い付いていない」と回答。課題として最も多かったのは「自社を選んでもらえない」(22.8%)だった。
過去1年間で、専門人材の不足が原因で断念・延期した施策やプロジェクトの有無を聞いたところ、63.4%が「ある」と回答した。
そのうち、プロジェクトの領域別では、「新規事業開発」(52.4%)、「DX推進・デジタル戦略」(49.8%)が上位を占めた。
経営層が求める事業推進のスピードに対して、専門人材の確保(採用・社内異動・外部人材活用を含む)が追い付いているか尋ねたところ、「追い付いていない」が52.8%に上った。「十分に追い付いている」は14.2%にとどまった。
専門人材の確保における課題は何か。最も多かったのは「求める人材はいるが、自社を選んでもらえない」(22.8%)で、以降「社内育成・リスキリングが追いつかない」(18.6%)、「採用活動に割けるリソース不足」(16.2%)と続いた。
入社後のミスマッチや定着以前に、「自社が選ばれないこと」が大きな壁になっていることが分かる。
専門人材の確保について、今後最も注力したい領域を聞いたところ、トップは「DX推進・デジタル戦略」(44.8%)だった。2位は「AI・データ活用」(37.2%)、3位は「新規事業開発」(33.0%)という結果に。
調査は、従業員数1000人以上の企業で専門人材の確保・活用に関与する部長職以上の500人を対象にインターネットで実施した。期間は1月5〜6日。
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