より本格的なプログラミング技術を習得したい従業員向けの支援制度もある。
希望者は業務を離れ、まずは約半年間、プロのエンジニアからアプリ開発のスキルを学ぶ。その後2年半は実践期間として、DX推進部門で実務経験を積む計3年間の育成プログラムだ。これにより、社用車の予約管理システムや食堂の予約システム、フリーアドレス環境での座席管理アプリなどが生み出されているそうだ。
3年間も現場から人を預かるのはかなり思い切った施策だが、太古氏は「現場に戻って『学んだことが使えない』という事態を防ぐため、3年間徹底的にプロとして活動させます。各セクションの役員が参加するDX委員会を通じ、組織的な理解を得ているからこそできることです」と話す。
ダイハツでは、現場を離れて集中的に学ぶプログラムの他に、業務時間外でも学べる機会を多数用意している。その一つが、BIツール「Tableau」の習得プログラムだ。Tableauを人に教えられるレベルの人材(DataSaber)を3カ月で育成する取り組みを実施している。育成フローで重視しているのが「師弟関係」だ。
「DataSaberに認定された人が、次の師匠になって教える仕組みを採用しています。人に教えることが一番の学びになるからです」
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