オプションゼロの開発のヒントとなったのは、ドンキで累計7万5000台以上を販売した「チューナーレステレビ」だ。
同製品は、地上波放送を受信するためのチューナーを搭載せず、インターネット接続による動画配信サービスの視聴に特化することで、低価格を実現している。不要な機能を削ることで価格を下げるという発想を、自転車にも応用した。
山本氏は「1つの商品に複数の機能を付けてお得さをアピールするケースも多い。しかし、付加価値がないことで不便と感じなければ、それはいらないと思っている」と話す。
オプションゼロでは、鍵・荷台・ライトの3つを省いた。鍵やライトは既に持っている人が一定数おり、後部の荷台は使わない人も多いためだ。必要な場合は、利用者が後付けできる。
一方、日常利用に必要な要素は残している。通勤通学や買い物などで使うことを想定し、前のカゴは標準装備とした。また、ベルは道路交通法で装着が義務付けられているため、省いていない。
この他、流通や車体設計の工夫により、安全基準を満たしながらコスト削減を進めた。
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