冒頭のMetaに話を戻す。Reality Labsの赤字を抱え続ける同社がそれでも持ち直せたのは、広告事業という圧倒的な「キャッシュカウ」があるからだ。
逆に言えば、本業の収益力が確立していないままメタバースに突っ込んだ企業は、ほぼ例外なく退場した。
VTuber事務所の成長の道は、決して塞がれていない。むしろ、ホロアース撤退によって、ライブ・グッズ・TCG・海外ライセンスという収益源への集中度は、これから一段と高まる。問題は、市場が望む高い成長率を維持できるかどうかだ。
在庫評価損、タレント卒業、メタバース事業からの撤退。これらが「悪材料の出尽くし」となり、反転攻勢に移れるか。はたまた一時的な反発に過ぎないと受け取られるのか。
判定が下るのは、IP事業の成長がどれだけスピード感を持って積み上がるかを示す、次の通期決算からだろう。カバーが本業の足元を固めながら、どのようにして次の成長ストーリーを打ち出せるか、注目したい。
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