2026年7月、障害者の法定雇用率が2.7%へ引き上げられる。合わせて、障害者雇用が義務付けられる対象が従業員37.5人以上の企業へと広がる。
障害者雇用への対応策として、障害者が働く場の提供や雇用管理を支援する「障害者雇用代行サービス」が注目を集めているが、企業はどのような効果や課題を感じているのか。
障害者の就職・転職サービスを展開するゼネラルパートナーズ(東京都千代田区)が中小企業の人事・採用担当者を対象に実施した調査からは、障害者雇用に向けた対応が進む中、外部サービスの活用に関する企業側の実情や悩みが浮かび上がった。
法定雇用率の引き上げを受けて、達成に向けて「新たに必要となる採用人数を、正確に計算・把握している」と回答した人は40.4%だった。
また「すでに2.7%基準での採用人数を達成している」(新たな採用は不要)とした人は20.0%で、必要人数を把握している企業と、すでに基準を達成している企業を合わせると、約60%が新基準を意識した対応を進めていることが分かった。
一方、障害者雇用を進める上での中小企業ならではの課題は「障害者に任せる業務の切り出しが難しい」(37.3%)が最も多く、「障害者雇用のノウハウが不足している」(35.1%)、「専任の担当者を配置する余裕がない」(28.3%)と続いた。
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