単に場を設けるだけではなく、コミュニケーションを生み出すための工夫も凝らしている。
カフェ内には、情報をリアルタイムで共有するディスプレイ「コマボード」を配置。営業部門が顧客に製品を納入した際の写真や、感謝の声などを共有することで、製造現場に「自分たちの仕事が誰かの役に立っている」との実感をもたらし、モチベーション向上につながっている。
さらに、工場見学で「COMA cafe」を見たクライアントから「うちの工場にも設置したい」との要望が寄せられるなど、取り組みは社外にも広がっている。
自慢したくなる工場プロジェクトは、現在もメンバーを増やしながら継続しているという。
アワードの審査員を務めたFPA代表理事の小林永典さんは「『本気で工場を変えたい』という思いのある人の熱量を、プロジェクトや研究活動を通して、当初は熱量の低かった人にも波及させていくコマニーさんの仕組み作りは、日本の製造業にとって重要な学びになる」とコメントした。
コマニーの事例は、効率化に終始するのではなく、働く人の誇りを育む仕組み作りが、これからの工場経営に求められる重要な視点であることを示している。
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