GoogleやNVIDIA、新興ベンチャーがチップの「設計」で激しく競い合う一方で、忘れてはならないのが、実際の「製造」を握る存在であるTSMCだ。
最先端の製造ラインは台湾に集中しており、TSMCは世界的なAI半導体需要の拡大に対応するため、台湾各地で10カ所以上の新工場建設を急ピッチで進めている。
TSMCの生産ラインは数年先まで予約で埋まりつつあり、その多くをNVIDIAが確保しているとされる。この点で、米NVIDIAが生産能力の確保という面で有利な立場にあることは間違いない。
ただし、今後はNVIDIAの1強体制から、独自エコシステムを持つGoogleや推論特化型ベンチャーなどが入り乱れる「群雄割拠」の時代へ移行する可能性が高い。
AIチップ市場の覇権争いは、設計と製造の双方を巻き込みながら、今後さらに激しさを増していきそうだ。
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