JAFは会員数増加の背景に、社会の変化があるとみている。物価高や自然災害が相次ぎ、「万一への備え」を意識する人が増える中で、ロードサービスにとどまらない安心を提供している点が評価されているという。
実際、自然災害は身近なリスクとなっている。気象庁によると、3時間降水量150ミリ以上を観測した年間の回数は、最近10年間で統計開始初期(1976〜85年)の約1.8倍に増えた。クルマでの移動に伴うリスクを意識する機会は、確実に増えている。
ただ、その安心は言葉だけのものではない。ロードサービスの出動件数は、2024年度に約230万件に上り(四輪・二輪合計、JAF調べ)、1日当たり6000件を超える計算だ。
内訳はバッテリー上がりやタイヤのトラブルが上位を占め、クルマの性能が上がっても日常的なトラブルはなくなっていない。全国に張り巡らされた対応網が、「いざというときに来てくれる」という安心感につながっている。
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