ITmedia デジタル戦略EXPO 2026 夏では、各分野の第一人者や企業の現場でビジネス変革に取り組むリーダーの声を通じて、経営×IT×現場のコラボレーションで全社変革を進めるヒントをお届けします。
AIを活用したデジタル戦略が必須となる中、ダイハツ工業や旭化成、NOT A HOTELなどビジネス変革に取り組む企業の「当事者の声」を通じて、現場のリアルな課題解決方法を探ります。視聴登録はこちらから。
スマートフォンや衛星通信が広がる中でも、業務用無線機の需要は底堅い。世界約180の国・地域で製品を展開する無線機メーカーのアイコム(大阪市)は2025年3月期に売上高374億円と過去最高を更新した。
前編では、スマホや衛星通信が普及した今も業務用無線機が選ばれ続ける理由を、同社の中岡洋詞社長に聞いた。後編では、その製品づくりを支える生産現場に焦点を当てる。
製造を担うのは、1988年設立のアイコムの子会社、和歌山アイコム(和歌山県有田川町)だ。海外へ輸出する製品を含め、全製品を国内で生産している。
特徴的なのは、生産現場で働く社員一人一人がコストや利益を意識する仕組みである。ラインごとの採算を毎日見える化し、全社員が毎月、工場の改善案を提出する。人手不足や原材料高騰に多くの製造業が悩む中で、なぜ改善が途切れないのか。その背景にある独自の仕組みを、和歌山アイコムの田中誠一郎社長に聞いた。
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