U-NEXTは、コアファンを積み上げる戦略で会員数を伸ばしてきた。だが、その戦略は転換点を迎えており、コアファンの獲得だけでは、次の規模拡大に届かない。
映像、書籍、音楽、ライブを1つのアプリで楽しめるオールインワンエンターテインメントとして、他社と異なるポジションを確立することに加え、今後は海外市場での収益化も目指す。コンテンツへの投資をグローバルで回収できる仕組みがあってこそ、競合サービスと同じ土俵に立てる。
アニメではその仕組みが成立しているが、日本の実写作品は海外展開がまだ限定的だ。「海外を視野に入れた取り組みが、2030年に向けた重要テーマになる」と堤氏は語る。
U-NEXTが高価格でも選ばれてきたのは、コアファン層を意識したサービス設計を続けてきたからだ。だが、Netflixなどとの競争に加え、海外で収益を確保するという課題も待ち受ける。その成否は、日本発コンテンツの収益モデルを考える上で注目される。
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