ITmedia デジタル戦略EXPO 2026 夏では、各分野の第一人者や企業の現場でビジネス変革に取り組むリーダーの声を通じて、経営×IT×現場のコラボレーションで全社変革を進めるヒントをお届けします。
AIを活用したデジタル戦略が必須となる中、ダイハツ工業や旭化成、NOT A HOTELなどビジネス変革に取り組む企業の「当事者の声」を通じて、現場のリアルな課題解決方法を探ります。視聴登録はこちらから。
隣の席から響く強いタイピング音、繰り返されるため息や舌打ち――。
職場でよく耳にするこれらの音が、いま「音ハラスメント」(以下、音ハラ)と呼ばれている。昔から存在する音だが、なぜ今ハラスメントとして問題になっているのか。企業向け相談窓口を運営する日本ハラスメント協会(大阪市)の村嵜要(むらさき・かなめ)代表理事に話を聞いた。
カタログギフトなどを手掛けるウェブギフト(東京都豊島区)の調査(※)によると、職場で音にストレスを感じたことがある人は98%に上った。不快に感じる音は「ため息や舌打ち」が最も多く、「談笑する声」「キーボードのタイピング音」と続き、引き出しやドアを乱暴に閉める音のほか、独り言や鼻歌、鼻をすする音も挙がった。
(※)インターネットを使った調査で、ハラスメントが原因で会社を辞めた人または辞めることを検討している人が回答(200人)。調査期間は2025年11月14〜17日
いずれも職場で日常的に発生する生活音だが、「仕事に集中できなくなった」「その人に苦手意識を持つようになった」など、業務効率や人間関係への影響を訴える声は少なくない。
ただし、音の感じ方には個人差がある。同じ音でも「嫌いな人が出すと、仲の良い人のときより大きく感じる」という。音ハラは単なる音量の問題ではなく、相手との関係性や職場環境にも左右される。
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