ITmedia デジタル戦略EXPO 2026 夏では、各分野の第一人者や企業の現場でビジネス変革に取り組むリーダーの声を通じて、経営×IT×現場のコラボレーションで全社変革を進めるヒントをお届けします。
AIを活用したデジタル戦略が必須となる中、ダイハツ工業や旭化成、NOT A HOTELなどビジネス変革に取り組む企業の「当事者の声」を通じて、現場のリアルな課題解決方法を探ります。視聴登録はこちらから。
生成AIブームの火付け役である「ChatGPT」を展開するOpenAI。
同社が2026年末から2027年にかけて新規上場するという観測が、株式市場をにぎわせている。その目標評価額は、日本円にして実に約160兆円に上る。
この数字は、日本の2026年度の国家予算(一般財源)である約122兆円を凌駕するだけでなく、トヨタ自動車、ソフトバンクグループ、キオクシアという日本の時価総額トップ3企業の合算(約150兆円)をも上回る。文字通り、国家予算超えの「怪物企業」が誕生しようとしている。
本稿ではこのOpenAIとは一体どのような企業なのか、改めて深堀りしていきたい。
本記事は、アイティメディアが運営する動画メディア「TechLIVE」で公開した動画『【OpenAIの正体に迫る!】天才サムアルトマンの素顔とイーロンマスクとの泥沼抗争/国家予算超えのバケモノ企業激動の歴史/オフィスで結婚式?OpenAI社長とは【ITmedia ニュース解説 】#50』を基に作成しています。動画の内容は2027年7月17日公開当時のものです。
160兆円という評価額を支えるのは、急激な売上高の成長である。2022年には2800万ドルだった売上高は、2023年には71倍の20億ドルへと跳ね上がった。さらに、今年は約300億ドルの売り上げを見込んでいる。売り上げの内訳は、個人向け有料版と法人向け(サブスクリプションやAPI利用)がほぼ半々の割合と見られている。
しかしその驚異的な成長の裏で、巨額の赤字も抱えている。2026年の赤字額は約400億ドルに達すると予測されている。この赤字の背景には、後述する非営利から営利企業への転換に伴う費用の膨張に加え、AI開発に不可欠なデータセンターを稼働させるためのインフラ維持費がある。
さらに、ライバル企業との競争激化により、優秀なAI科学者やエンジニアを獲得するための人件費が高騰していることも大きな要因だ。黒字化の達成は2030年ごろになると見込まれており、投資家にとってはリスクとリターンを見極める難しい局面にきている。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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