BOOKHOMEでは、有料エリアを展開する。大垣書店は「単に新たな収益源をつくることではなく、書店という場所が地域の中で継続的に人の居場所であり続けるために、空間やサービスそのものにも価値を感じてもらえる仕組みが必要ではないかと考えた」と説明する。
誰でも気軽に立ち寄れる開かれた空間は残しつつ、ゆっくり本と向き合ったり、学んだり、仕事をしたりできる環境を提供する狙いだ。読書、勉強や仕事、親子で過ごす時間などでの利用を想定している。
本を買うという目的がはっきりしている従来の店舗と比べ、滞在時間は伸びると考えられるが、そのことが本の販売とどうつながるのか。
同社は「長く滞在していただくことで、その分だけ本が売れるという単純な関係では考えていない」とした上で、大切にしているのは、本と接する時間そのものを増やすことだという。
買う本を決めずに訪れた人が棚を眺めたり、人との会話をきっかけに知らなかった本に出会う。そうした「偶然の接点」を増やすことが、結果として購入につながるとみる。
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