導入の背景には、人手不足がある。売り手市場でさまざまな働き口がある中、アルバイトを選ぶ際には「タイパ」も重視されているという。応募から面接、採用までに時間がかかれば、他の求人に応募者が流れてしまう可能性があるため、より早く面接できる環境を整える。
これまでは、応募から面接までに、長い場合は2週間ほどかかることがあった。Web面接や録画面接の導入によって、応募から採用までを1週間程度に短縮したい考えだ。
人間に代わって面接を行う「AI面接官」の活用は、現時点では検討していない。接客業であるコンビニでは、応募者の表情や雰囲気など、人が直接見て判断する部分も必要だと考えているためだ。
一方、求人原稿の作成ではAIを活用している。店長が「短時間勤務可能」「久しぶりのお仕事復帰を応援」といったキーワードを選択・入力すると、AIが求人のPR文を自動で作成する仕組みだ。
求人原稿では表記に注意が必要な用語も多い。例えば「主婦歓迎」というワードは、「主婦(夫)歓迎」などの表記に直す必要がある。こうしたルールを踏まえながら、AIが適切な表現を提案してくれる点が好評だという。
求人原稿をゼロから作成すると30分程度かかることもあるが、AIを使えば早ければ2〜3分で作成できるとしている。
ファミマによると、加盟店の約30%が「人手不足」に悩んでいるという。同社では9月から、Tシャツタイプの新ユニフォームや、新たな身だしなみルールの導入など、採用強化の取り組みを進めている。これらの施策を通じて、2025年度比で150%の応募数を目指す。
ファミマのユニフォームはどう変化した? 初代「エプロン」から、業界初「Tシャツ」への刷新までを振り返る
ファミマ、10年ぶり「新型レジ」導入 有人・セルフを1台に集約、どう変わったのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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