「入社してみたら、面接で聞いていた仕事内容と違った」「教育制度があると聞いていたのに、実際にはほとんど教えてもらえなかった」――。こうした入社前後のギャップが、早期離職につながっている。
エンが2025年7〜8月、「エン転職」のユーザー2502人を対象に実施した調査では、入社から半年以内に「早期離職」を経験した人は31%に上った。2025年3〜4月に同社運営の人事・採用担当者向け情報サイト「人事のミカタ」で、291社を対象に聞いた別の調査でも、直近3年間で「入社から半年以内の早期離職があった」と回答した企業は57%。従業員規模別では、大企業で7割以上に達している。
早期離職は「若手社員の問題」と捉えられがちだが、今回の調査では年代による大きな差は見られなかった。一方、企業にとっては採用や教育にかけたコストが失われるだけでなく、例えば、年収約600万円の人が入社から半年で辞めた場合、損失は約640万円に上るとの試算もある。
なぜ、入社から半年以内に会社を辞める人が一定数いるのか。早期離職を防ぐために、企業は採用時に何を変えるべきなのか。エン転職の事業責任者で、中途採用 求人広告・DR事業部 事業部長を務める小用秀明さんに聞いた。
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