「こんな仕事だとは思わなかった」 早期離職者の44%が「悪い情報も聞きたかった」 “良く見せる採用”の落とし穴入社半年以内に辞める人が3割(1/5 ページ)

» 2026年09月17日 07時00分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

視聴無料・LIVE配信:
「AI格差」を乗り越え自走する現場をつくる「変わる情シス 2026 夏」

photo

  • 開催日:9月14日(月)〜 9月18日(金)
  • 形式:オンラインセミナー
  • 参加費:無料

 「入社してみたら、面接で聞いていた仕事内容と違った」「教育制度があると聞いていたのに、実際にはほとんど教えてもらえなかった」――。こうした入社前後のギャップが、早期離職につながっている。

 エンが2025年7〜8月、「エン転職」のユーザー2502人を対象に実施した調査では、入社から半年以内に「早期離職」を経験した人は31%に上った。2025年3〜4月に同社運営の人事・採用担当者向け情報サイト「人事のミカタ」で、291社を対象に聞いた別の調査でも、直近3年間で「入社から半年以内の早期離職があった」と回答した企業は57%。従業員規模別では、大企業で7割以上に達している。

入社して半年以内の「早期離職」を経験した人(出典:エン、以下同)
半年以内での早期離職があったかどうか(企業規模別)

 早期離職は「若手社員の問題」と捉えられがちだが、今回の調査では年代による大きな差は見られなかった。一方、企業にとっては採用や教育にかけたコストが失われるだけでなく、例えば、年収約600万円の人が入社から半年で辞めた場合、損失は約640万円に上るとの試算もある。

 なぜ、入社から半年以内に会社を辞める人が一定数いるのか。早期離職を防ぐために、企業は採用時に何を変えるべきなのか。エン転職の事業責任者で、中途採用 求人広告・DR事業部 事業部長を務める小用秀明さんに聞いた。

       1|2|3|4|5 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

SaaS最新情報 by ITセレクトPR
あなたにおすすめの記事PR