霊園業界でもDXが進んでいる。お墓を買うときは一般的に、電話やメールで問い合わせをして、現地を見学。その後に墓石業者とも同じようなやりとりを経て、どのようなお墓にするのか打ち合わせをして注文する。ある意味で、家を買うときと同じくらいの手間がかかる。
それをDXによって、劇的に変えたのが、明治天皇の玄孫(やしゃご)として知られる、前方後円墳(東京都港区)の代表取締役を務める竹田恒泰氏である。本連載で2025年に取り上げたが、竹田氏は現在、「前方後円墳」を再現したお墓を手掛けている。これまでに千葉県、香川県、大阪府、宮城県で4基の古墳墓が完成・販売されており、いずれも人気を集めている。
詳細については以下の記事を読んでいただきたいが、今回のエンディング産業展で注目されたのが、竹田氏が「DXによって霊園ビジネスの従来のあり方を変えた」ということだ。
というのも、実は竹田氏が売る前方後円墳のお墓は「Web経由」でしか購入できない。
もちろん、現地で実際に前方後円墳型のお墓を見学することはできる。竹田氏自身による説明会は満員になることが多いという。しかし、そこで「買いたいので契約したい」と伝えても、担当者は「では、ご自身のスマホかPCでお願いします」と案内する。対面で契約書を交わすことはないのだ。
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