ニュース
新社会人の30%「会社辞めたい」 2016年意識調査
マクロミルが実施した「2016年 新社会人の意識調査」。今年の新社会人の大半は就職した企業に満足しているが、一方で早くも「辞めたい」と思う層がいることが分かった。
マクロミルが6月3日、2016年4月から働き始めた全国の新社会人(会社員・公務員)を対象とした「2016年 新社会人の意識調査」の結果を発表した。今年の新社会人の大半は就職した企業に満足しているものの、5月上旬の時点で30%が「会社を辞めたい」と思ったことがあると分かった。
新社会人の51%が第1希望の企業に就職。本意識調査は2008年から毎年行われているが、2009年以降最多の結果となった。一方、5月上旬の時点で全体の30%が「会社を辞めたいと思ったことがある」と回答し、前年と比べて7ポイント増加した。
「就職先に満足している」と答えたのは有効回答数200人中138人。理由としては「職場の人間関係が良い」「職場の雰囲気が自分に合う」などが上位。「残業が少ない」を満足ポイントとして挙げた新社会人は、男性が35.9%、女性が21.6%と、男性のほうが高い。
職場の上司や先輩からの飲みの誘いは、「参加したい」「なるべく参加したい」が74%。対して、SNSなどで友達申請やフォローをされると「困る」と感じる人は、上司からの場合は63.5%、先輩からの場合は55.5%。リアルなコミュニケーションには積極的だが、SNS上のコミュニケーションには消極的な結果となった。
5月12日から16日にかけて、インターネットリサーチを行った。
関連記事
- 「こんな上司とは一緒に働きづらい」ランキング、1位は?
転職会議による「働きづらい上司の特徴ランキング」、1位は……? - “ブラック面接”求職者の84%が経験
求職者の84%が、入社意欲をなくす「ブラック面接」を経験している――エン・ジャパン調べ。 - 大卒の就職率、過去最高 リーマンショック前を上回る
今春に卒業した大学生の就職率は5年連続で改善し、調査以来最高となった。 - 理系男子は早くも4人に1人が内定 17年卒の就職活動
来年卒業予定の大学生・大学院生の4月時点の内定率は……?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.