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1本のワクチンも無駄にしない ワクチン余剰マッチングシステム「VAMCS」試験運用開始
医療システムソリューションなどを提供するアルカディア・システムズ(大阪市淀川区)は8月23日、協力施設の指導の下、ワクチン余剰マッチングシステム(VAMCS)を開発したと発表した。
医療システムソリューションなどを提供するアルカディア・システムズ(大阪市淀川区)は8月23日、協力施設の指導の下、ワクチン余剰マッチングシステム(VAMCS)を開発したと発表した。簡単な入力だけでキャンセル待ち希望者と余ったワクチンを自動でマッチングするシステム。8月に複数施設での試験運用を実施、9月には全国展開を図る予定としている。
キャンセル待ちを希望する人はVAMCSに登録し、一人当たり5施設までキャンセル待ち施設を登録できる。医療施設がワクチンの余剰を登録するとキャンセル待ちの順番に自動でメールが送信される。15分ごとに次の人へとマッチングするまでメールを送信し、その時に来院できる人をマッチングする仕組みとなる。
9月より本番運用を開始し、メールに加えてLINEでもお知らせを受け取れるよう開発予定としている。システムの利用は、接種希望者は無料となり医療施設は月額2000円(税抜)で利用可能としている。
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