ミレニアル世代の社会人に調査 「遊び」と「仕事」、どっちが優先?(2/2 ページ)
ミレニアル世代(20〜30代)の社会人552人を対象にした、「遊び」に関する調査。
91%が「生活の中に遊びは必要」と回答
続いてミレニアル世代の社会人に、遊びに対して最も強く連想するキーワードを聞いた。一番多かったのは「自由」、次いで「開放感」「幸せ」と続いた。一方で「怠惰」「逃避」「無責任」など「遊び」に対してネガティブな回答をした人の66.0%は、現在の生活で仕事の比率が高く、「遊び」に消極的であることがうかがえる。
ネガティブな回答をした人に対し、いつから「怠惰」「逃避」「無責任」といった印象を持つようになったか尋ねた。その結果、社会人(54.2%)と回答した人が最も多く、ライフステージが進むにつれて増加が見られた。
ミレニアル世代の社会人の91%は、生活の中に「遊び」は必要だと回答した。社会人に「遊び」が必要な理由を聞いたところ、最も多かったのは「息抜き・リフレッシュができる」(79.9%)だった。2位は「価値観が広がる」(30.2%)、3位「創造性や柔軟性が身につく」(9.5%)と続いた。
また、社会人に「遊び」は必要と考える95%は、子どもの生活における「遊び」も必要と考え、「価値観が広がる」や「交友関係が広がる」といった声が寄せられた。
一方で「遊び」は不要と考える75.5%は、子どもの生活の中での「遊び」も不要と考えていた。不要と考える理由を聞くと、「遊び」に肯定派の社会人は65.2%、否定派の社会人の78.4%が「トラブルに遭うリスクがある」と答えた。
最後に新型コロナウイルス感染拡大前後で「遊び」に対しての印象が変わったかを聞いたところ、「変わらない」と答えた人は、53.1%だった。ミレニアル世代の社会人の具体的な「遊び」を質問すると、デジタルネイティブ世代らしく1位は「ゲーム・インターネット」、2位は「旅行・レジャー」、3位は「スポーツ」だった。
調査は、日本在住の21〜39歳の552人を対象にインターネットで実施した。調査期間は、10月6〜7日。
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