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ひろゆきが語る自己責任論 「好きを仕事にする前によく考えろ」ひろゆき流・なまけもの経営術(2/3 ページ)

生きづらい社会のなかで、「遅刻はするけど、きちんと成果を出す」のがひろゆきこと西村博之氏だ。彼が考える仕事において「本当に頑張るべきこと」とは何なのか。 『なまけもの時間術 管理社会を生き抜く無敵のセオリー23』(学研プラス)の中から、ひろゆき流の「なまけもの経営術」をお届けする。

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幸せな時間を確保するために、仕事を選ぶ

 というわけで、好きじゃないことを仕事にしている人はいまだに多いし、好きなことを仕事にする方向を探ることが、必ずしもうまく機能するわけではないのです。

 だとしたら、なおのこと、自分の自由な時間を確保することが本当に重要だと思います。 自分は何に幸せを感じているのか。これが分かっている人は、逆算的に「じゃあ、それをする時間を確保するために、どんな仕事をしたほうがいいのか」を考えるのが得策でしょうね。

 そうすれば、大して好きな仕事じゃなくても、「仕事は仕事、趣味は趣味」と割り切って、仕事以外の時間に、思いっきり趣味に没頭することができますよね。

 そして、むしろそういう人のほうが、自分が何に幸せを感じるのかも分からずに「仕事が好きになれない」なんて悶々(もんもん)と悩んでいる人より、ずっとラクで幸せに生きられるんじゃないかと思うのです。

 僕の知り合いにも、建設会社に就職した後に「自分は夕方以降は遊びたいんだ。そのためには『9時5時』の公務員になるしかない」と一念発起して、公務員試験に受かってしまった人がいます。

 公務員試験はかなり難しいはずですが、いきなり合格していました。「夕方以降は確実に遊べるライフスタイル」を手に入れたい一心で頑張ったのでしょう。

 一方で、自分は何が好きで、何をしていると楽しいのかということすら、自分で把握できていない人も多い気がするのです。

 そういう人は、いろいろやってみる時間を確保して、「あ、これは面白いな」と思えるものと出会うタイミングを逃さないようにすることが大事ですね。さらには誘ってくれる友達とか、誘われたら「とりあえず乗ってみるマインド」なんかを持ってみるのも、おすすめです。

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