インタビュー
HPのパーソナルシステムズ事業責任者に聞く日本戦略:ハードからソリューションへ(2/5 ページ)
米HPのパーソナルシステムズ事業担当プレジデントのアレックス・チョウ氏に、日本での事業展開を聞いた。
ハイブリッドな働き方に商機
近年、日本のパソコンブランドは海外メーカーに売却される事例も増えている。人口も減少の一途をたどる日本市場を、同社はどう位置づけているのだろうか。チョウ氏は「ビジネスチャンスは大きい」と語る。
「ビジネスを展開するときに、技術ではなく、ライフスタイル、働き方など人を中心に考えます。私も日本のチームと長い間一緒に仕事をしてきていますが、日本人は品質、上質な体験、サービスを重視しているので、これらの向上に注力しています。日本市場では新型コロナによるハイブリッドな働き方、ゲーミング、エンターテインメント、教育、ヘルスケアに大きなビジネスの機会があります」
「ハイブリッド・ワーク」について、売り上げは実際に伸びているのか。今後の展望について、同氏は自信を見せる。
「ハイブリッドは、コロナのためだけの働き方ではなく長期的に続く働き方だと考えていますから、大きなビジネスチャンスです。日系企業の方ともお会いしましたが、何らかの形でハイブリッドな働き方を導入しているところが多かったです。HPは在宅でも、オフィスでも生産性を高めるための革新的技術を提供することができます」
同社はいろいろな製品を販売している。具体的にどんな商品が収益源になっているのだろうか。
「オンラインミーティングのような接続に関する商品、カメラ、マウス、ディスプレーなどのパソコン周辺機器などの売り上げは好調ですね。HPは、個人と法人向けの両方でビジネス展開できるのが強みです」
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